家事や育児、仕事のストレス、毎日忙しくてリセットってなかなかできないですよね。
忙しい日々の生活のなかで心身共に疲れたなあと思った時こそ、是非絵本を手にとってみることをおすすめします。
もちろん元気な時でも!
絵本というと、小さい子どもの物というイメージがありますが、大人になって手にすると子どもの頃には感じなかった扉が開くようです。
絵本は、お話だけでなく、絵ひとつひとつも楽しいものですね。
絵本には、心を癒す不思議な力があります。
「絵本セラピー」といって、絵本で心を癒す大人のためのカウンセリング療法などもあるそうです。
心のモヤモヤや疲れ切って無気力になってしまった時に自分を取り戻す手段として心の処方箋のような役割を絵本は持っているんですね。
心が疲れて何もしたくない時、イライラして心がざわついているって思った時などに読みたい心癒されるおすすめの絵本を、先日、子どもたちに本の読みき聞かせなどを行っている絵本に詳しいベテランママさんに伺いました。
ほっこり癒し系おすすめの絵本5冊を選んでいただきましたので紹介いたしますね。
ほっこり癒し系おすすめ絵本5選
<あらすじ> からすのパンやさん夫婦に、4羽の色が違う赤ちゃんが産まれました。子どものお世話をしながらパンを焼くのは、それは大変です。しかし、失敗のおやつパンから親子でユニークなパンをたくさん焼いてお店は大評判になり・・・
<おすすめポイント> パンやさん夫婦の4羽に対する深い愛情が、身近に感じられ、気持ちが温かくなります。親子で相談しながら焼いたユニークパンは夢中になります。長年に渡り愛されている1冊です。
<あらすじ> おじさんは、立派な傘を持っていました。でも傘が濡れるのが嫌で、雨が降っても開きません。ある時、男の子が『一緒に入れてってよ』と言っても素知らぬ顔。友達の傘で行く2人の歌を聞いたおじさんの気持ちに変化が・・・
<おすすめポイント> おじさんの、傘が濡れたくない頑なまでの行動が面白く、子どもの歌を聞いたきっかけでおじさんの初めて傘を開く様子が、とても微笑ましいです。雨の日に唄いたくなりますよ。
<あらすじ> ダンデライオンにお茶のお洒落な招待状が届きます。嬉しくていつも以上におめかしします。ところが、『どなたか存じません』と言われ大ショック。風や雨にあい普段と同じ容姿になり、もう1度ベルを鳴らします。果たして・・
<おすすめポイント> いつも以上におめかしをするダンデライオンの張り切り様が可愛いです。ライオンに感情移入し、再度ベルを鳴らし、歓迎された時の喜びは、とても幸せな気持ちになります。
<あらすじ> 几帳面で、しかも静かでないと眠れないクマの所にネズミがお泊まりに来ました。ネズミの鼻歌やおやすみの声で眠れず、クマはカンカンです。やっと静かになり安心したが、ネズミは既に寝ているのに、何やらこすれる音が・・・
<おすすめポイント> 大きな体のクマが、眠りにつくまでに、小さなネズミとのやりとりが、愉快で大声で笑ってしまいます。優しいタッチの絵と色使いは、ほっこりとした気持ちになれますよ。<あらすじ> 『戦争が終わったら新しいオーバーを買ってあげようね』とお母さんが娘アンナに言います。戦争が終わったものの、お店には品物は無く、買うお金もありません。家にある金時計、ネックレス等でオーバーの材料を手に入れ仕立てます。
<おすすめポイント> 実話に基づいた本です。戦後何も無い時代にお母さんがアンナにオーバーを着せてあげるまでが本当に感動的です。手にできた母娘の喜びは計り知れません。関わった人達との素敵な再会に胸が熱くなります。
ほっこり癒し系おすすめ絵本を5冊紹介しましたがいかがでしたか?
イライラしたり、心も体も疲れ切ってしまって何もやりたくなくなってしまったら、絵本を読んで、笑ったり、発見したり考えたり、ひやかされたり、大人だから味わえる素敵なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。